元旦に入浴しないことで、運気が上昇するってご存知でしたか?
多くの家庭には元日特有の習慣があり、その一つにお風呂に入るかどうかというものがあります。
例えば、私の家では、毎日家事を頑張る母を労うために元日は掃除や家事を休む習慣があり、これに従って元日はお風呂も避けています。
しかし、周りの人々の慣習を聞いてみると、普段通りお風呂に入る家庭もあれば、私の家と同じように入らない家庭もあり、その背景には様々な理由があることが分かりました。
この記事では、元日に入浴してはダメな理由、風水的な元旦に入浴してはいけない理由についてご紹介してきます。
目次
元旦に入浴してはダメな理由とは
元日にお風呂に入らない理由は、地域や家庭によって異なりますが、いくつか一般的な理由があります。
<元旦に入浴してはダメな理由>
- 福を流さないため: 一年の福を呼び込む元日に、その福を水で洗い流してしまわないようにという信念から、お風呂を避ける習慣があります。
- かまどの神様: 昔の家庭ではお風呂を沸かすためにかまどに火を入れる必要がありました。元日はかまどに火を入れず、かまどの神様を迎えるためにお風呂を休む家庭もあります。
- 主婦の休息: 正月は家庭の女性も休んで過ごせるよう、火を使った料理やお風呂を沸かすなどの家事を避ける風習があります。
現代では、薪を使って火を起こす家庭はほとんどなく、多くの家庭でお風呂は日常的に使われています。
そのため、風習を気にせず元日にお風呂に入る家庭が増えてきています。
それでも、伝統的な理由や家族の習慣を大切にし、元日はお風呂を避ける人々も少なくありません。
私自身も、家族の習慣と「福」を大切にする思いから、引き続き元日はお風呂を避け、翌日に入ることにしています。
このように、元日のお風呂習慣は、各家庭の伝統や信念に基づき、多様な形で受け継がれているのです。
元旦に入浴してはいけないのは風水的にも良いこと!
実は、元旦に入浴しないこと、火を使わないことは風水にも良いことなんです。
元旦に入浴してはいけない風水的な2つの理由
元旦には、家事を休んで火の神様を休ませるという伝統があります。
この日は特にお風呂に入らないことが推奨され、理由は二つです。
一つ目は、昔のお風呂が薪を焚いて沸かす大仕事だったため、新年を静かに過ごすためです。
二つ目は、新年の福を洗い流さないようにするためです。
風水では、元旦に水に触れることで新年の運気が流れるとされ、水を避けることが勧められています。
大晦日のお風呂が重要な理由
逆に、大晦日のお風呂は「年の湯」として特別視されます。
新年を迎える準備として、身体を念入りに洗い、一年の穢れを落とすことが重視されます。
天然の塩や日本酒を加えることで、浄化作用を高め、ゆっくりと一年を振り返る時間とします。
このように、元旦と大晦日はそれぞれ異なる意味合いを持ち、伝統的な行動が色濃く残されています。
まとめ
この記事では、元日に入浴してはダメな理由、風水的な元旦に入浴してはいけない理由をご紹介してきました。
元旦にお風呂に入らない習慣は、福を流さない、火の神様を休ませる、主婦の休息などの理由から生まれました。
風水では、新年の運気を保つためにも水に触れるのを避けることが勧められています。
一方で、大晦日のお風呂は「年の湯」として、一年の穢れを落とし新年を清々しく迎えるために特別視されています。
現代では、伝統を重んじて元日に入浴を避ける家庭もあれば、普段通りに過ごす家庭も増えています。