「を」の正しい読み方や発音として、「オ(O)」を「ウォ(wo)」という地域があります!
実はどちらも正しいです!
でも、どうして「を」の読み方を「オ(O)」ではなく、「ウォ(wo)」と発音するのか気になりますよね。
<この記事で分かること>
- 「を」の正しい読み方とは
- 「を」の発音「ウォ(wo)」は間違い?
- を発音には地域差がある?
- 「を」の発音を「うぉ」と言う地域とは
この記事では、「を」の正しい読み方と発音について詳しく解説していきます。
目次
「を」の正しい読み方とは
「を」の正しい読み方は、「オ(O)」です。
「を」の正しい読み方は「オ」として、これは日本政府の公式な決定に基づいています。
1986年に発行された内閣告示「現代仮名遣い」では、この読み方が明確に「オ」と定められていて、その前身である1946年の「現代かなづかい」でも、同じく「を」の発音は「オ」とされていました。
このように、日本語の発音規則は国のルールによって定められているのです。
「を」の発音「ウォ(wo)」は間違い?
「を」の発音を「ウォ(wo)」は、「を」の読み方の起源です。
日本語の「ワ行」に含まれる文字であり、元々は「ウォ(wo)」と発音されていました。
しかし、長い間の口語使用を経て、現在では「オ(O)」と同じ発音になっています。
今も「ウォ(wo)」と発音し続ける地域は残っており、代表的な県としては愛媛県ですが、九州の一部や長野県、静岡県、滋賀県などでも発音される地域は多数あり、実は意外と多いです。
ですが、どうしても聞き慣れないので、「を」の発音「ウォ(wo)」というのは、「オ(O)」が一般的なので指摘されることが多いと思います。
「を」の発音の起源は「ウォ(wo)」なので、間違いではありません!
を発音には地域差がある?
2032人のあるアンケート結果では、「ウォ(wo)」が53.8%、「オ(O)」が46.2%という結果です。
さまざまな年代や地域から意見では、名古屋、関西の一部や滋賀県、三重、東京出身でも「ウォ(wo)」と習っています。
性別や年齢別でも意見は半々で、10代〜20代では「ウォ(wo)」と「オ(O)」が6対4の割合で分かれました。
ただし、「ウォ(wo)」は習ったことがあるということであり、現在実際に話しているのは「オ(O)」ということがあるようで、実際に、「ウォ(wo)」と発音しているのは、一部の地域のようです。
「を」の発音を「うぉ」と言う地域とは
愛媛県ですが、九州の一部や長野県、静岡県、滋賀県で、「を」の発音を「うぉ」と発音する方が多いです。
また、実際に発音はしないが習ったという地域となると、愛知、三重や東京などがそれに該当します。
まとめ
この記事では、「を」の正しい読み方と発音について詳しく解説してきました。
「を」の正しい読み方は「オ(O)」とされています。
これは、日本政府による1986年の内閣告示「現代仮名遣い」および1946年の「現代かなづかい」に基づく公式の決定です。
元々は「ワ行」の一部として「ウォ(wo)」と発音されていたが、長年の口語使用を通じて現代では「オ」と同じ発音に変化しました。
一部の地域では今でも「ウォ(wo)」という発音が残っており、愛媛県や九州の一部、長野県、静岡県、滋賀県などで聞かれますが、全体としては「オ」が一般的な発音となっています。