冬になると食べたくなるカニ。ロシアではカニを食べないという話がありますが本当なのでしょうか?
カニは食べないの、ですか?
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q13139300138
Yahoo知恵袋でもこのような投稿が見られますが、ロシアでももちろん、日本ほどではないにしろカニは食べられています!
実は、日本はロシアからカニを輸入する世界最大の国で、ロシアのカニ輸出量の約8割を占めています。
なぜ日本はロシア産のカニをそんなに買い、そして、ロシア産のカニはどのようにして日本に流れてくるのでしょうか?また、ロシアではカニはどんな風に食べられているのでしょうか?
この記事では、ロシア産のカニについてお伝えしていきます。
目次
ロシアはカニが嫌い?その真相は?
かにしゃぶはやばいし、カニ雑炊もやばすぎたし、日本酒が合う合う。今まで食った食べ物史上上位を争うのが家で食えちゃうとは。ふるさと納税様様だし、福井のカニはやっぱうまいね。ロシア産だけど。カニに罪はないのにね🦀 pic.twitter.com/BpUuc6AR0y
— 幼女せきたんX (@Sek1_Kairyu) November 21, 2022
カニは日本人にとって冬の味覚の代表ですが、ロシア人はカニが嫌いなのでしょうか?実は、ロシア人もカニが好きなのですが、日本に比べてカニを食べる機会や文化が少ないのです。
そこにはある理由があります。
産地が限られる
まず、ロシアではカニの種類や産地が限られています。ロシアで主に食べられるカニはタラバガニやズワイガニで、それらは主にオホーツク海やバレンツ海などの寒冷な海域で獲れます。
しかし、ロシアの国土は広大で、カニが獲れる海岸から遠く離れた地域も多くあります。そのため、カニは新鮮な状態で流通することが難しく、冷凍や缶詰などの加工品が主流になっています。
習慣がない
また、日本ではカニを贅沢な食材として祝い事や年末年始などの特別な日に食べることが多いですが、ロシアではそういう習慣はありません。
ロシア人はカニを食べるときも、日本人のように蒸したり茹でたりしてそのまま食べることは少なく、サラダやスープなどに入れたり、マヨネーズやソースで味付けしたりして食べることが多いです。
ロシアの中では価格は高い
さらに、ロシアではカニの価格が高くて手が出しにくいという問題もあります。ロシア産のカニは日本に輸出されることが多く、日本では安く買えることもありますが、ロシア国内では逆に高値で売られています。
例えば、タラバガニの場合、日本では1kgあたり約3000円で買えますが、ロシアでは約8000円もします。このように、ロシアではカニを食べること自体が贅沢なことになっています。
以上のように、ロシア人はカニが嫌いではありませんが、カニを食べる機会や文化が少なく、価格も高いため、日本人ほどカニを楽しめていないのです。
しかし、それでもロシア人はカニが好きで、特別な日や気分転換にカニを食べることもあります。
日本に流れるロシア産カニの秘密!高値で売れる理由とは?
日本に流れるロシア産カニの秘密 高値で売れる理由とは 日本では、冬になるとかに通販の広告やカタログが目に入りますが、その中にはロシア産のカニが多く含まれています。
実は、日本はロシアからカニを輸入する世界最大の国で、ロシアのカニ輸出量の約8割を占めています。なぜ日本はロシア産のカニをそんなに買い、ロシア産のカニはどのようにして日本に流れてくるのでしょうか?
ロシアのかにはコスパが良い
日本がロシア産のカニを買う理由は、主に品質と価格にあります。ロシア産のカニは、オホーツク海やバレンツ海などの寒冷な海域で育ち、身がぷりぷりで味が濃厚です。
特にタラバガニは、世界最大のカニで、足が長くて太く、食べ応えがあります。また、ロシア産のカニは、日本産のカニよりも安く買えることも魅力です。
例えば、タラバガニの場合、日本では1kgあたり約3000円で買えますが、日本産のタラバガニは1kgあたり約1万円もします。このように、ロシア産のカニは品質と価格のバランスが良いため、日本人に人気があります。
ロシアのかにが日本に流れてくる理由
では、ロシア産のカニはどのようにして日本に流れてくるのでしょうか?実は、ロシアではカニ漁を行う船舶や加工施設が不足しており、自国で消費するよりも外国に売った方が利益が出ると考えています。
そのため、ロシアではカニを獲った後、すぐに冷凍して日本や中国などに輸出しています。
日本では、ロシアから輸入された冷凍カニを解凍して茹で直したり、加工して缶詰やレトルトなどにしたりして販売しています。
また、一部のかに通販サイトでは、ロシアから直送されたカニを注文することもできます。
以上のように、日本に流れるロシア産カニは品質と価格のバランスが良く、日本人の好みに合っています。しかし、ロシアではカニ漁や加工に関する問題も多くあります。
ロシアでカニを食べるとしたら?珍しいカニ料理やスーパーの現状
ロシアでカニを食べるとしたら、どんな料理や食べ方があり、ロシアのスーパーや市場では、どんなカニが売られているのでしょうか?
ロシアでのカニの食べ方
まず、ロシアでカニを食べるときによく作られる料理は、サラダやスープです。サラダは、冷凍や缶詰のカニ肉をマヨネーズや野菜と混ぜて作ります。
スープは、カニの殻や身を煮込んで出汁を取り、野菜や米などを加えて作ります。これらの料理は、日本人にとってはあまり馴染みがないかもしれませんが、ロシア人にとっては定番のカニ料理です。
ロシアのスーパーではカニはどんな風に売られている?
では、ロシアのスーパーや市場では、どんなカニが売られているのでしょうか?実は、ロシアでは日本に輸出されるような高級なタラバガニやズワイガニはあまり見かけません。
代わりに、小さくて安いカニが多く売られています。、ワタリガニやハマグリガニという種類のカニもよく見かけます。これらのカニは日本でも食べられますが、ロシアでは冷凍や缶詰にされて売られています。
以上のように、ロシアでカニを食べるとしたら、日本人とは違った料理や食べ方があります。また、ロシアのスーパーや市場では日本人に馴染みのないカニが多く売られています。
ロシアのカニ漁はどうなっている?気候変動や資源管理の課題
ロシアのカニ漁はどうなっている?気候変動や資源管理の課題 ロシアは世界最大のカニの生産国で、日本や中国などに大量に輸出しています。しかし、ロシアのカニ漁には様々な問題があります。気候変動や資源管理の課題はどのように影響しているのでしょうか?
ロシアのカニ漁とは?
まず、気候変動はロシアのカニ漁に大きな影響を与えています。ロシアで獲れるカニは寒冷な海域で育つため、海水温の上昇や氷河の後退などによって生息域が狭まったり、移動したりしています。
例えば、タラバガニはオホーツク海やバレンツ海で獲れますが、近年では北極海やノルウェー海にも分布しています。これは、タラバガニが低温を好むため、温暖化によって水温が上昇した海域から逃れていると考えられます。
また、ズワイガニもオホーツク海で獲れますが、近年では日本海や黄海にも分布しています。これは、ズワイガニが高塩分を好むため、氷河の後退によって淡水が流れ込んだ海域から逃れていると考えられます。
このように、気候変動によってカニの生息域が変化することは、ロシアのカニ漁にとって不利なことです。
カニの資源管理問題
次に、資源管理の課題もロシアのカニ漁に影響しています。ロシアではカニ漁を行う船舶や加工施設が不足しており、違法なカニ漁や密輸が横行しています。
例えば、タラバガニはロシア政府が定めた漁獲量や期間を守らずに乱獲されており、資源の枯渇が危惧されています。
また、タラバガニは日本や中国などに輸出される際に税関を通さずに密輸されることも多くあります。これは、タラバガニの輸出税が高く、密輸することで利益を得ることができるからです。
このように、資源管理の課題によってカニの生産量や品質が低下することは、ロシアのカニ漁にとって不利なことです。
以上のように、ロシアのカニ漁は気候変動や資源管理の課題に直面しています。しかし、それでもロシアはカニ漁を続けており、日本や中国などに高品質で安価なカニを提供しています。
ロシア産カニを楽しむ!おすすめの通販サイトや調理法
ロシア産のカニは品質と価格のバランスが良く、日本人の好みに合っています。しかし、ロシア産のカニをおいしく食べるには、どんなコツがあるのでしょうか?
そして、ロシア産のカニを手軽に購入するには、どんな通販サイトがおすすめなのでしょうか?
美味しく食べるコツ
まず、ロシア産のカニをおいしく食べるコツは、解凍や茹で直しの方法にあります。ロシア産のカニは冷凍されて輸入されることが多いため、解凍するときには水分や旨味が流れ出さないように注意する必要があります。
解凍するときは、冷蔵庫で自然解凍するか、水に浸した袋に入れて流水で解凍するのがおすすめです。また、茹で直しするときは、沸騰した湯に塩を入れてからカニを入れ、火を止めて10分程度放置するのがおすすめです。これは、カニの身が縮まないようにするためです。
どこで買える?
次に、ロシア産のカニを手軽に購入するには、通販サイトが便利です。通販サイトでは、ロシアから直送されたカニや冷凍カニを注文することができます。
ま通販サイトでは、品質や価格だけでなく、配送や保証などのサービスも重要です。おすすめの通販サイトは以下の通りです。
<ロシア産のカニが購入できるおすすめかに通販>
- [かに本舗]:ロシアから直送されたタラバガニやズワイガニを注文できるサイトです。品質や鮮度に自信があり、大ぶりなかにを豊富にコスパよく扱っています。
- [かにまみれ]:タラバガニやズワイガニを注文できる優良サイトです。品質管理や加工技術にこだわり、身入りや味に優れたカニを提供しています。
- [北釧水産]:カニ通販のプロとして30年以上の実績があるサイトです。毛ガニや花咲ガニはもちろん、タラバガニやズワイガニなどの種類豊富なカニをお届けしています。品質や身入りに自信があり、タグ付きの責任品質のカニもあります。
以上のように、ロシア産のカニを楽しむコツは解凍や茹で直しの方法にあります。また、ロシア産のカニを手軽に購入するには通販サイトが便利です。ぜひ、この冬はロシア産のカニを味わってみてくださいね。
まとめ
ロシア産のカニは品質と価格のバランスが良く、日本人に人気です。しかし、ロシアではカニを食べる機会や文化が少なく、日本とは違った料理や食べ方があります。
また、ロシアのカニ漁には気候変動や資源管理の課題もあります。ロシア産のカニをおいしく食べるには、解凍や茹で直しの方法に注意する必要があります。
そして、ロシア産のカニを手軽に購入するには、[かに本舗]、[かにまみれ]、[北釧水産]などの通販サイトがおすすめです。
関連記事