冬から春へと季節が変化するときに、緑色の大根が増えてきますが、大根の中が緑なのは食べられるのか気になりますよね。
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大根の中が緑です。 今日買ってきたばかりですが、食べられますか?
まず答えから言えば、食べることはできます!
ですが、せっかくなら美味しく食べたいですよね?
<この記事で分かること>
- 大根の中が緑なのはナゼ?食べられる?
- 大根の中が切っても緑なのは食べても大丈夫?
- 大根の皮が緑なのは食べれる?
- 大根が緑なのはカビ?
- 大根の中が青い緑色大根の食べ方とレシピ!美味しく食べる方法とは
- 大根 中 緑に関連する質問
この記事では、大根の中が緑なのは食べられるのか?また、美味しく食べる方法についてご紹介します。
目次
大根の中が緑なのはナゼ?食べられる?
大根の葉っぱ買ったらなんか青い小さめな大根もついてて切ってみたら中も緑。
これって料理したらおいしく食べられるんですか?? pic.twitter.com/Cqa1sMBGSn— ぐみ 貧困主婦限界社畜パート (@f1CYe6KcgfAwzUd) February 20, 2020
多くの方が気にする大根の上部が青緑色をしている現象は、その大根が「青首大根」という品種であることが一因です。
この品種は、日本で流通している大根の約90%を占めており、特徴的なのは、土の上に露出する部分が太陽の光を受けて青緑色に変化します。
この色の変化は、野菜の色素によるもので、実際には青色というより薄緑色に近いです。
この青緑色は品質には影響せず、健康上のリスクもなく、美味しく安心して食べられます。
さらに、日光を受けた部分は糖度が高く、下部に比べ甘みが増す特徴もあるんです。
大根の中が切っても緑なのは食べても大丈夫?
もし大根の切断面がうっすら緑色をしていても、食べることに問題はありません。
大根の上部が緑色に見えるのは自然な現象で、皮を剥いた後もその色が残ることがありますが、これは健康上安全であり、料理に使用しても大丈夫です。
見た目が気になる場合、皮の近くの緑色部分を少し厚めに剥くと色が目立たなくなり、また、全体がうっすら緑色の場合、煮物など色が変わる料理に使用すると、色の違いが目立ちにくくなります。
大根の上部と下部では、色だけでなく味にも差があり、葉に近い上部は比較的甘みがあり、根元に近い下部は辛味が強くなる傾向があるんです。
大根の皮が緑なのは食べれる?
大根の皮が緑でも食べれることはできます!
大根を切った際、その内部がうっすらと緑色をしていることがありますが、これは食べても安全です。
特に大根の上部が青い場合、皮を剥いた内側にも緑色が見られることがありますが、この色の変化は食べても問題なく、通常の料理方法で楽しむことができます。
見た目が気になる場合、皮近くの部分のみが緑色なら、皮を少し厚めに剥くことでその色を減らすことができるんです。
また、もし大根全体がうっすらと緑色をしている場合は、煮物など色が変わる料理に利用することで、その色を目立たなくすることが可能。
さらに、大根の上部は葉に近い分、甘みが強く、下部に行くほど辛味が増します。この味の違いも料理を楽しむ際の一つの要素となります。
大根が緑なのはカビ?
外側は通常の白色の大根ですが、中を切ってみると緑や青、紫色になっていることがあります。
この色の変化は「青あざ症」または「青変症」と呼ばれ、カビではないので安心して食べてください。
ただし、この色がついた大根は通常の白い大根と比べると味や食感が劣る可能性があります。
外見からはこの変色を見分けることはできません。
しかし、1/3や1/2サイズで切られた大根を選べば、中の色を事前に確認することができ、不安を避けれます。
もし切ってみて中が青くなっていても、健康上のリスクはないので、食べるのに問題はありません。
ただし、見た目や食感にこだわる場合は、部分的に切られた大根を購入することで、中の色を確認しやすくなります。
大根の中が青い緑色大根の食べ方とレシピ!美味しく食べる方法とは
飲食店従業員のわたしが教える、大根の中が青い緑色大根の食べ方とレシピをご紹介します。
大根の中が青い緑色大根の食べ方とレシピは、煮ると美味しく食べれます!
おすすめは、時期的にもおでん!
また、生での場合は、紅葉おろしがおすすめです。
おでん
大根の中が青い緑色大根の食べ方として、おでんがおすすめです!
- 色が気にならない
- 味が気にならない
- 大量消費できる
このような理由から、大根の中が青い緑色大根の場合はおでんがあすすめです。
緑色の大根の場合は、硬い場合があるので、2つのレシピが挙げられます。
<緑色の大根を普通に炊くレシピ>
- 米の研ぎ汁を用意する。
- 20~30分ほど煮る。
- 他の材料と合わせる。
<大根の中が青い緑色大根を圧力釜で炊くレシピ>
- 大根の中が青い緑色大根を圧力釜で炊く。
- 圧がかかったら5分ほど炊く。
- 5分経ったらしばらく置く。
- 他の材料と合わせて炊く。
おでんで、大根を染み込ませるポイントは、炊き続けないことです。
先に、大根を炊いたら、一度全体を沸騰させたら放置しましょう。
実は、おでんに関わらず、煮物は、沸騰後冷ますことで中に味が染み込みます。
そのため、味が染み込みにくい、玉子や大根、牛すじなどは、沸騰後冷まして置くことで味が染み込むので、沸騰して少し煮詰め放置。
その後、冷たくなってから沸騰させることで、大根は煮崩れすることはないんです!
もしも、食材のニオイが気なったら?
牛スジなど少しニオイが気になる食材を炊く場合は、日本酒や料理酒を使いましょう!
この場合、「水:酒」で、4:1もしくは、3:1で炊くことで沸騰するときにニオイが緩和されます。
紅葉おろし
大根の中が青い緑色大根の場合、もしも生で消費したい場合は、紅葉おろしがおすすめです!
- 色が赤くなる
- 味が変わる
これらの理由から、紅葉おろしにすることで美味しく食べることができます。
<紅葉おろしのレシピ>
- 大根と鷹の爪をフードプロセッサーに入れます。
- 鷹の爪は、色合いを見て、都度量を増やしてください。
フードプロセッサーを使わない場合、大根に鷹の爪を指して、おろし金ですりおろしてください。
デメリットを挙げるなら、大量消費はあまりできず、日持ちしないことです。
2、3日を目処に消費してください。
大根 中 緑に関連する質問
大根の内側が緑色になるのはなぜですか?
大根の内側が緑色になるのは、「青あざ症」です。
これは、大根の中心部に位置する水分や栄養分を吸収する部分が黒色や青緑色に変色し、組織が硬化する現象。
これは大根の特定の生理的障害の一つです。
青あざ症の発生は、乾燥状態、高温、過度の湿度、ホウ素の不足など、複数の要因によって引き起こされるとされ、これらの環境条件が大根の成長に影響を与え、特有の変色と硬化を引き起こすことが知られています。
大根の中が青くなっていたら食べられる?
大根の中が青くなっていても、食べられることができます。
大根の内部が青色に見える場合、「ダイコン青変症」として知られる一般的な現象です。
収穫後の数日間で、大根の内部組織に青色の色素が形成されることが原因。
この現象はウイルスや他の病原体によるものではなく、青変している大根を食べても健康上のリスクはありませんが、この青い部分には苦味がある場合があります。
緑がかった大根は何ですか?
緑がかった大根は、比較的小さめの大根を指す「緑大根」で、「青長大根」や「青大根」とも呼ばれています。
この大根はサクサクとした食感が魅力で、辛みが控えめでわずかに甘みを感じるため、生での消費が推奨されます。
サラダや和え物にする際には、薄くスライスしたり細かく刻んだりして使用するとよいでしょう。
大根おろしの青い部分は食べられる?
大根おろしの青い部分は、食べられます。
大根の内部が青く変色している現象は、カビや毒素の発生とは異なり、特定の環境条件によって起こる「青あざ症」という生理障害の結果です。
この青あざ症による変色は、進行がそれほど進んでいない場合、適切な調理法を用いれば食用として食べられます。
例えば、青い部分が目立たなくなるように大根おろしにしたり、煮物にすることで十分美味しく食べることができるんです。
まとめ
この記事では、大根の中が緑なのは食べられるのか?また、美味しく食べる方法についてご紹介しました。
大根が上部で青緑色になるのは、主流の「青首大根」品種による自然な現象で、この色の変化は太陽光によるもので、食べても安全です。
実は、日光を受けた部分は甘みが増し、大根の上部は葉に近く甘く、下部は辛味が強いのが特徴。
大根の中が緑色でも健康上問題なく、見た目が気になる場合は、皮の近くの緑色部分を剥いたり、煮物に使うと色が目立ちにくくなります。
また、大根が内部で青や紫になる「青あざ症」はカビではなく、食べても大丈夫ですが、味や食感が劣ることがあります。
大根の中が青緑色の場合、おでんや紅葉おろしなどのレシピで楽しんでください。